このページの情報は 2006年1月17日0時49分 時点のものです。
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ユングはわかりにくく、ちょっと怪しい、というイメージだったのですが、実際のケースをおりまぜてあり、夢分析などコンプレックスなど一番難解と感じるところがとても明快に述べてあって、長くかけて読むつもりで購入したのですが、一気に読んでしまいました。フロイト、アドラーやロジャーズなどの学派との違いにも配慮してあることで私のような心理学専門外の初心者にも全体像が把握できるように配慮してあったことは本当に痒いところに手が届く本、といえるでしょう。1967年の初版発行で、同性愛などいくつかの部分ではかなり古い認識といわざるを得ないところもありましたが、それを差し引いても余りある内容といえます。
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定価:¥ 1,325 販売価格:
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¥ 1,325 |
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この本は「ユング心理学入門シリーズ」全3巻のうちの第2巻で、ユング心理学の基礎的な概念について、分かり易く解説されている。 世の中に出ているユング心理学について書かれた本の多くは、無意識の探究やシンボルの意味の解説に偏りがちだが、 著者の立場は、意識と無意識の関係に注目するところにこそユング心理学の真髄があるとする。 膨大な翻訳に取り組まれた著者ならではの、従来の入門書にない工夫が凝らされており理解が深まる。
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定価:¥ 693 販売価格:
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¥ 693 |
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「人間の一生や、人間の心の全体性を捉えるために、一番ふさわしいのがユングなのである」という立場からユングの思想を徹底して、人間の生の問題にひきつけて考えるのが本書である。その観点はタイトルでもある「臨床ユング心理学」という語によくあらわされているが、端的にいえば治療の場面においてユングの方法を応用することで、より広汎な臨床のあり方が考えられるのではないかということである。 本書はユング思想の概念もさることながら、その応用としての箱庭療法や芸術療法の具体的な臨床例も紹介されており、より複合的にユングを把握することが可能な好著。また精神医学が具体的にどのように応用されるのかといった観点からも興味深く、ユングや臨床に関心を抱く者ならば興味深く読み進める!!とができるだろう。
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この本は「ユング心理学入門シリーズ」全3巻の第3巻で、応用編に当たる。 心の病はどうして起きるのか、心はどうして狂ってしまうのか、ナチズムはどうして支持され広まったのか、このような不可解と言われる現象についてユング心理学の眼を通すとどのように分かるか、に挑んでいる。 最終節の「現代への教訓」は、まさしく現在の日本の状況を表わしていると言える。
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