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2006年1月15日23時54分
時点のものです。

出発点―1979~1996

出発点―1979~1996

人気ランキング : 48,788位
定価 : ¥ 2,730
販売元 : スタジオジブリ
発売日 : 1996-08

価格 商品名 納期
¥ 2,730 出発点―1979~1996 通常24時間以内に発送
創造の苦悩

宮崎駿が各種出版物に発表した文章や講演をひとつに収録した本である。改めて氏のアニメーション論などが展開されているわけではないので注意されたい。内容はアニメーション製作現場の実態に始まり、教育論、文化論にまで及ぶ。
氏は常に何かと闘っている人である。それは自分自身の矛盾であったり、業界のシステムであったり、先人の業績であったりする訳だが、その姿から垣間見ることができるのは、常に新しいものを生み出さねばならない、生み出そうとせずにはいられない人間の苦悩である。
一部では物議を醸した「手塚治虫論」も収録されているが、これはまんま『魔女の宅急便』のウルスラである。オリジナルなものを創りだすには乗り越えなければいけない壁がある。尊敬する人物にしても例外ではない。この激しい「追悼文」から狂おしいまでの手塚治虫への愛情が感じられないだろうか。
また、漫画版『風の谷のナウシカ』の結末は『未来少年コナン』を演出した人物が書いたものとは到底思えないものとなっている訳だが、これを転向ととるか否かは本書を読んでから判断すべきであろう。あくまで創造者の立場を取るものは孤独なのである。
宮崎駿という人はアニメを世界に認められる芸術にまで昇華させた。その源泉はどこにあったのか、それを本書からうかがい知ることができる。

これさえあれば!

これさえあれば一体どれほどの眠れない夜を
やり過ごすことができるだろうか!ってな本です。
およそ600ページにわたって宮崎監督の世界が
ぎっしりと詰め込まれています。
アニメ論、企業の採用試験から時間の流れなどを独自の視点で捉えた
エッセイ的文章、押井守や村上龍などの著名人との対談、企画書、
作品についてのコメントなどなど、どこのページを開いても読み応えの
ある文章ばかりという内容の充実ぶりです。
日本が世界に誇る人ですから、そんな彼が一体何をどう考えてきたのか
を知るというだけでも面白い発見に満ちています。
不思議なことですが、独創性に満ちた彼の思想に触れるだけで、
自分も今まで以上の想像力を授かった錯覚さえします。
ボリューム、内容の質をとっても文句無しなので、
数ある「宮崎本」の中から僕はこれを一番にオススメします。

鬼才の人間、自然論

   この本は、宮崎監督が、そのアニメーション映画の裏に込めた、歴史学、環境学、宗教学、社会学、生物学、その他多岐なる分野にわたる、鋭い視点を知ることが出来るとても良い本だと思います。
   この本では彼の映画を作ることに対する姿勢や、彼が作品の裏に込めた願いが良く伝わっていて、それにとどまらず彼の歴史観、人間観、自然観が鋭い論点と情熱を持って語られています。
   僕は、この本は、日本を代表する一人の鬼才が、現代とはどういう時代なのか、人間にとって、そして歴史や文明の流れの中で、これからどういう時代が訪れるのか、私たちはその中で何が出来るのか、これからの様々な問題に対する示唆を与えてくれる、貴重な一冊だと思います。

ぼくは彼を軽蔑した

 『ある街角の物語』という、虫プロが実験的につくったアニメがあるんですが、その中でピアノを弾くバレリーナか何かと「バイオリストの青年」の男女二人のポスターが軍靴に踏みにじられてちりぢりになるという場面がなくて、それを見たとき、非常に嫌な感じがしたのです。意識的に中傷の偽をでっちあげ、それで人を陥落させようとする宮崎駿の「神の手」を感じました。
 これは自分の目で確かめたことですが、手塚治虫の名義でつくられた『西遊記』の企画で悟空の恋人の猿が死なないんです。これを見たとき、ぼくは宮崎駿とさよならできるとはっきりそう思いましたね。
 ぼくの宮崎駿論はここから始まります。
 基本的にウソをついたつもりはありませんが、100%真実を述べたわけでもありません??
※『ある街角の物語』のクライマックスはピアニストとバイオリストの青年のポスターが火がついて燃え上がりひとつになる、軍靴が強調されて描かれるのは、独裁者のポスターに張り替えられる場面。
※『西遊記』で「悟空の義姉を死なすはずだったけど、東映が勝手にハッピーエンドに変えてしまった」という話は手塚治虫自身があちこちで語っている。公式サイトや漫画全集のあとがきにも書かれています。
 
 人の言うことを鵜呑みにすると痛い目に会う見本ですね。

一職人として、一人のオヤジとしての彼の記録

 優れたアニメーションを世に送り出す職人として、また、昭和から平成の時代を生きた1人のオヤジとして、あらゆる角度から宮崎駿の魅力に迫った一冊です。
 ここで描かれる彼は、必ずしも「立派な」人物ではありません。あっちこっちで、アニメーションや日本の未来についてやたらと嘆いていたり、時には、自分の仕事に対する言い訳をしていたり…。それこそ、どこにでもいるようなオヤジとしてジタバタしている彼の姿があります。
 でも、ジタバタしながらも懸命にいい仕事をしようとしている彼の姿はオヤジとして「カッコイイ」ですし、また大いに学ぶべきところがあると思います。アニメーションに関わっていない人にもお勧めします。

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【映画の心理秘術「風の谷のナウシカ」に学ぶ 心の優しい子供に育てる心理秘術】

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「千と千尋」に学ぶ子供の自主性を育てる秘術

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