火垂(ほた)るの墓
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人気ランキング : 2,204位位
定価 : ¥ 3,129
販売元 : ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日 : 2000-12-16 |
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心をピュアにしてくれます |
戦争は必要ないし、戦地に行く気もない。まして自分の子どもが飢餓の中で死んでいくのは耐えられない。たしかに、戦争は人類の間違った行為であることを伝えようとするアニメです。
それを百も承知の上で、そういうものと切り離して、ただ単に観る者の心をピュアにしてくれるアニメとしてこの作品をお薦めします。顔がグシャグシャになるくらい泣けます。思いっきり泣いて、純粋な気持ちになって、また新しい一日を迎えられます。いつかわが子と一緒に観たいと思っています。
こんな私はピュアではない(不純)のかもしれませんね。
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生きてほしかった |
生まれて初めて映画で泣きました。
摂子のかわいらしさと、徐々に衰えて精神さえむしばんでいく姿と、主
人公の妹への無償の愛とがなんともいえない人間愛を思わせ、さらには
いたいけな子供まで巻き込んだ戦争への無力感から、涙で画面が濁って
みるのさえつらくなってしまった。
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涙無しには語れない・・・ |
このレビューを書く前から目が真っ赤になってしまいました。そう、私はこの映画のことを思い浮かべただけで、涙が出てきちゃうんです。映画館で見たことがあるのですが、後ろにいた本当に小さな女の子が「かわいそう、かわいそう」と言って声をあげて泣いていたのを思い出します。
今の日本の繁栄にどっぷり漬かっているのではなく、昔はこのような悲惨な出来事があったこと、そしてもちろん日本もアジア諸国などにひどいことをやってきたことなどを忘れてはいけないと思います。
アメリカのテロなどで戦争が正当化されている部分もありますが、何においても暴力や武器を使うことを許してはならない、と強く感じました。
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涙が止まらない。 |
私はこの映画を見終わったとき、涙が止まりませんでした。嘘でもオーバーな表現でもなんでもなく、スタッフロールが終わるまで涙が溢れて溢れて・・止まりませんでした。戦火の中、14歳と4歳で必死に生きぬいた幼い兄妹に、本当に深く・強く心を打たれました。
上手く表現できないし細かいレビューは書けないけど…とにかく多くの人にこの「火垂るの墓」を見てほしい。それほど見る価値があるものです。個々が持った感想・それが例え拒否だとしても、これを見ることには大きな価値があると強く思います。
見て、感じて、考えてください。
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臨機応変に生き抜く力 |
身寄りのない孤児がたくさんいた当時からするとこの兄弟は恵まれたほうだと思う。なのに、なぜ・・・兄弟は死んでしまったのか。
「今日、謝って叔母さんのとこにおいてもらい」と、農家のおじさんから言われるシーンがある。もし、清太に臨機応変に生き抜く力があったならと思ってしまう。無邪気な節子の表情を見るたびに涙がこぼれる。