ハウルの動く城 サウンドトラック
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人気ランキング : 1,266位位
定価 : ¥ 3,000
販売元 : 徳間ジャパンコミュニケーションズ
発売日 : 2004-11-19 |
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さすがとしか言いようがない!! |
いつもはキャラクターの表情や場面などに合わせて楽曲を作っていくと言う方法を使っていたのだが、今回は宮崎駿監督にテーマ曲を作ってくれと言わたらしく、その注文を反映させている。
映画を見た人ならばわかると思うが、常に同じようなメロディーが流れていたと思う。その量はあまりにも多いのだが、気になって作品を邪魔しているのではなく、むしろ作品と僕らをつなぐ架け橋になってくれていたような気がする。
今回のメインテーマは今までの中でもスリリングな曲調となっていて、大変すばらしかった。
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鳥肌がたちました。 |
まださらっとしか聴いていませんが、聴いた瞬間にザーっと鳥肌がたちました。
美しいです。今までにない曲調で引き込まれました。
ソフィーには一つのテーマ曲があって、それをアレンジして
刻々と変化するソフィーの年齢、内面、表情などを表してあります。
映画もまだ見てませんが予告編やCMなどの映像だけでも想像が広がって心躍りました。
きっと見たあとならキャラクターへの思い入れや心に残った場面が曲にのって甦ってくると思います。
映画を見る前と後で違った聴き方ができそうで楽しみです。
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サントラとしてだけではなく、曲としての完成度 |
もはや一定のクオリティは言わずもがな、のジブリ作品の音楽だが、今回「ハウルの動く城」では、イメージアルバムで久石氏自身が「サントラではどうしても映像縛られがちな"楽曲としての完成度"を高める事を目指した」と記している様に、1曲ごとの完成度が高く感じられる。純粋にオーケストラが好きな方にもとっておきの1枚に仕上がっている。
ただ、全曲のテーマともなっているメロディがそこかしこに出過ぎていて、ともすればどの曲も似たようなイメージを持つかも知れない。しかし、映画を見た人なら聴く度にシーンの情景が拡がるはずだ。最高、とまでは言い難いかも知れないが、非常によく出来た1枚である。
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発売が待ち遠しい |
一足お先に映画を拝見させていただきました。そして真っ先にサントラが買いたくなりました。それぐらい印象深く心に響く音楽でした。既にお茶の間に流れているハウスのCM曲、メインテーマが劇中初めて流れた時には鳥肌がたちました。それほど映画の内容とマッチしているのです。内容が外国ファンタジーという事もあり、全体的に今までのどのジブリ映画とも雰囲気が違います。「戦火のメロドラマ」と銘打ってあるとおりそこはかとなく哀愁を感じさせ、とにかく「切ない」気分なります。「千と千尋」や「もののけ姫」などのヒット作でも真っ先に思い浮かぶのは主題歌が多いですよね。しかし今作はあのメインテーマだと思います。今でも耳について離れませんから。
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純クラシック系 |
スタジオジブリの宮崎駿監督がメガホン取った映画「ハウルの動く城」。原作はダイアナ・ウィン・ジョーンズの書いた「魔法使いハウルと火の悪魔」である。映画の内容はまだ見ていないので分かりません。
さて、音楽のほうはというと、いつものような久石サウンドかなと思っていたのだが、これは裏切られた。今回の音の作りは純クラシック系である。ロマン派と新古典派の音楽が入り混じったようなサウンドが展開していく。メインテーマは色々な楽章で登場するので忘れることが無い。それと本人も演奏していることもあってか、ピアノ独奏もしくは協奏曲形式な楽章もチラホラある。アルバム全体を通して思うことは話がファンタジーなのか、静かめな音楽が多い。アクション・スコアは今回は無い様だ。今回の作品はクラシック音楽と思っても十分聞ける。名前を伏せて聞いたら映画音楽には思えないだろう。でも一つ思うことは、メインテーマのフレーズを多用しすぎている点だ。何度も流れてしまうと、少々飽きてくる・・・。他は問題ないのだが・・・。オーケストラも新日本フィルなので全く問題ない。僕はこのオーケストラをN響と肩を並べるほどの腕前を持ったオーケストラだと思っている。このサントラは久石ファンはもちろんのこと、クラシック大好き人間にも楽しめる作品であると思う。私は後者なので、今回の作品は★5つで。