ミュージックファイルシリーズ/ルパン三世クロニクル ルパン三世カリオストロの城MUSIC FILE
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人気ランキング : 6,353位位
定価 : ¥ 2,625
販売元 : コロムビアミュージックエンタテインメント
発売日 : 2003-05-21 |
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名盤といえる。 |
内容はすばらしく、ルパン物では最高傑作ともいえるCDです。
しかし、なぜか収録されていない曲があります。
・ルパンがクラリスと崖から落ちたとき、木の根が頭に落ちてノビる時のSE。
・屋敷の焼け跡で次元がルパンにコブラツイストをするシーンのファンキーなドラム。
とくに後者は収録されていてほしかったな。
”サンバ・テンペラード””炎のたからもの””ミステリアス・ジャーニー”は
アニメ音楽の域を超え、もはや日本のフュージョンの名曲。
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カリ城ファンは必携 |
この映画何度観た事か・・・。
本当にこんなサントラ出して頂いて嬉しい限りです。
映画ではどんどんテンポよく進んで、ただただ惹きこまれていましたが、こうして改めて順番通り並んだBGMを聴いてみると、各場面が思い出されて、感慨深いものがありますね。
M-25「炎のたからものバリエーションV」。幽閉されているクラリスが、塔でルパンと再会する場面の曲です。
「どろぼうさん?」なんて言う、まだちょっぴり世間知らずなクラリス。彼女の為にルパンは素行を明かさず、少し自分を美化して(笑)「どうか私に盗まれてやってください」と優しく頭を下げます。
あぁ、いい場面だったんだな〜、てBGMを聴くと改めて思います。
その他「サンバ・テンペラード」では、ルパンと銭形がたった二人だけで衛士達の中を突破していくシーン、「クラリスを救え」では、最後クラリスを抱え、ルパンが彼女を護る盾となって落下していくシーン、それぞれがジ〜ンと胸に蘇ります・・・。
あ、序盤のカーチェイスの曲「ルパン三世'80<カーチェイス>」も忘れ難いですね。
「今度の(弾)はさっきのとは違うぜ・・・!」(次元) うーん、シビれる〜。
カリ城DVDの横にちょこん、と置いておきたい一枚。
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サンバ・デスペラードはお気に入り |
『カリオストロの城』は何度も観たけど、今年もまたTVで観てしまいました。
ルパン三世については、TVアニメを結構観ていましたが、自分はけっしてマニアではなく全然詳しくもありませんが、今回観て気づいたのが、所々に流れるBGMがいいことです。ふとその世界に入り込んでしまいそうな感じ。BGMが結構重要なんですね。
サンバ・デスペラードは別の映画でも使用されているようですが、気に入ってます。
そして主題歌「炎のたからもの」。メロディーが自分好みの綺麗な曲です。アレンジがいくつもありうれしい限り。
このCDを買ってから初めてその題名(曲名)がわかりましたが、買おうとおもった時、この2曲が入っていればいいなと思って買いました。
当然、前に表示されてましたレビューが参考になり、買って間違いないだろうと思いました。
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あの名シーンの数々が目の前によみがえるサウンドトラック完全版 |
カリオストロの城のサントラはいくつか出ているが
このアルバムは「MUSIC FILE」の名に相応しくあらゆる場面の音楽を収録しており、
ファンとしては、ようやく念願の一本が出た!という感じであろう。
65曲と言う大量の収録曲からもわかるように、
その大半は30秒にも満たない短いものであるが、
どれも聞くとその場面が目の前に浮かぶのは、音楽が劇中でいかに重要な役割を果たしているかが、わかるだろう。
個人的には定番の6、7曲目の『ルパン三世’80映画用編集版』(序盤のカーチェイスの場面)、
34曲目の『サンバ・テンペラート』(地下から脱出したルパンと銭型がオートジャイロを奪いに行く場面)がお勧めである。
このページを見ているあなたも私同様、当然カリオストロの城のファンだと思うが、
曲名のラインナップを見ただけでもたまらないものがあると思うが、いかがだろう?
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サンバ・デスペラードを語ろう |
名物ディレクターの高島さん、VAPを離れたんですね。相変わらず、いい仕事してます。かゆいところに手の届く選曲・構成・執筆ぶりで、今後もぜひ頑張っていただきたいものであります。
さて、本稿では「サンバ・デスペラード」に絞って語ることにする。
ご存じですか、この曲? ルパンと銭形が、地下工房から脱出してオートジャイロを奪うまでの、一連のアクションシーンに流れるBGMであります。高島さんもライナーノートで「本作の中でも最も人気が高い」と書いてらっしゃる。だよねだよね、いいよねこの曲! 軽快でスリリングで!
にもかかわらず、テレビの赤ジャケ・ルパン劇中では、あんまり使用例が思い浮かばないのが不思議なところ。パッと思い出すのは「マイアミ銀行襲撃記念!日」の冒頭部、ビーチでバカンスを楽しむ不二子の場面ぐらいだろうか。このエピソードは、テレコム・アニメーション・フィルムによるクオリティの高い作画と、箸にも棒にもかからないくーだらない脚本との強烈なミスマッチで印象に残る一編なのだけれども、私としては「あの曲が流れる」エピソードという認識でもあるのですな。
余談……。新ルパンの発注は、各アニメ制作下請けスタジオに対して、一度に2本ずつワンセットで行われていたようだ。たしか「マイアミ銀行〜」とセットで発注されたのが、「死の翼アルバトロス」だったと思う。
閑話休題。名曲「サンバ・デスペラード」は、既発のアイテムでは、他の曲と抱き合わせで1トラックに収められていた。本作では独立して1トラックとなっている。めでたいことだ。この1曲だけでも、本アルバムを購入する価値はじゅうぶんにある。ライナーに収録された大野雄二インタビューのマニアックな突っ込みぶりもみごと。