魔女の宅急便 ― ヴォーカルアルバム
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人気ランキング ： 33,067位位
定価 ： ￥ 2,548
販売元 ： 徳間ジャパンコミュニケーションズ
発売日 ： 1996-11-21 |
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魔女の宅急便の世界観をさらに深めた作品 |
こういった、もともとインストゥルメントに歌詞を付ける手法は、単に失敗するばかりでなく、ともすればオリジナルまで壊してしまうこともあります。けれども、このアルバムに関しては、そのような懸念はなく、逆にオリジナルの魅力を高めた稀有で貴重な作品であるといえます。
何よりも、オリジナルの作曲者である久石譲さんご自身が担当していることで、原曲の持ち味をいかしながら、まるではじめから歌の付いた曲であったかのような巧みな編曲がされていること、そして、ややもすると、映画本編を変に意識してしまうところを敢えて押し込め、不安や期待の入り交じった敏感で壊れやすい世代の心を巧みに歌った作詞がされていることが成功の要因です。
もちろん、井上あずみさんと宝野ありかさんという実力ある歌い手を起用したこともよい選択で、深くになり過ぎず、そうかといって軽くなり過ぎない、明るく綺麗な声が曲と詩に見事にマッチしています。「歌モノか」とこれまで避けてきたスタジオジブリや久石譲さんのファンの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度聴いてみてください。魔女の宅急便の世界観をさらに深めた名盤です。
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ヴォーカルアルバムの成功例 |
オリジナルの曲の良さを壊さず、また映画のイメージとよくマッチしている。それも、歌詞がよくねられているからだと思う。期待、悩み、不安、喜び・・。キキの気持ちが伝わってくる。歌詞を読むだけでも楽しめる。
１、２、３、４、９番は「天空の城ラピュタ」のテーマを歌っている井上あずみさんが歌っています。純粋で透き通った歌声がすばらしい。５、６、７番はＡＬＩ ＰＲＯＪＥＣＴというユニットで活躍している宝野アリカさん。高い音程を可愛らしく歌い上げている。
歌詞を後づけした曲の成功例として、魔女宅ファンでなくても聞く価値のあるアルバムだと思う。
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ボーカルアルバムもステキ！！ |
魔女の宅急便のサントラを聞いて、「この曲に歌詞があったらいいなぁ。」と思った方もいると思います。そして、サントラが歌になったのが、このアルバムです。このアルバムに入っている歌は、魔女ではなく普通の女の子のキキの気持ちが込められています。私は男ですが、女の子であれば、きっと共感できる歌がたくさんあります。中でも「鳥になった私」がオススメです。
