魔女の宅急便
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人気ランキング : 4,624位位
定価 : ¥ 2,548
販売元 : 徳間ジャパンコミュニケーションズ
発売日 : 1996-11-21 |
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宮崎駿監督と久石譲さんによる初期の名盤 |
魔女の宅急便は,宮崎駿監督と久石譲さんがタッグを組んだ4作目のサウンドトラックになりますが,それぞれの曲のクォリティの高さといい,全体のバランスのよさ,構成の素晴らしさといい,非常に高い完成度を持ったアルバムだと思います.
これも,過去の三作品に対する世の中の評価の高さからくる,お二人の自信の現れなのでしょう.そもそも,「1. 晴れた日に…」と「2. 旅立ち」という繊細な旋律でゆっくりと静かに作品へと引き込んだ後,「3. 海の見える街」で,旅立ちへの期待と不安を巧みに表現した名曲を聴かせるのだから,ずるいとしかいいようがありません.
スタジオ録音のため小編成のオーケストラではありますが,それがかえって優しく繊細なオーストレーション,もしくは,「街」というものを表現するにふさわしい楽しい音楽につながっていて,たとえば,「5. パン屋の手伝い」や「15. ウルスラの小屋へ」などは,久石さんとスタジオの皆さんが息ぴったりに楽しんで演奏しているのを,容易に想像できるほど,うまく仕上がっています.
「3. 海の見える街」も名曲ですが,実は,「11. オソノさんのたのみ事…」や「15. ウルスラの小屋」のようなものすごく優しい曲があったり,「16. 神秘なる絵」のようなその曲名の通り非常に美しい曲があったり,とにかく曲それぞれが魅力をもっています。
もちろん,「18. おじいさんのデッキブラシ」や「19. デッキブラシでランデブー」でうまく盛り上げ,荒井由実さんの名曲で締めくくるところも,構成の妙(ルージュの伝言は,オープニングに近いほうに置いておいたほうがよかったかもしれませんが,そこは目をつぶりましょう).宮崎駿監督と久石譲さんの組んだ初期の名盤です.
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まあ、いいかな |
捨て曲が多いなあ。2、3曲のぞくと、あとは映画みていないといいとあまり感じられない短調な曲ばかり。一つのテーマのバリエーションもやたら多いし。買って良かったと思えるのは、『海の見える町』と『おじいさんのデッキブラシ』ぐらい。でもこの二つは名曲だと思う。一度聴いてみてもいいんじゃない。
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すばらしい!! |
本当にすばらしいCDです。
僕はいくつかジブリ作品のCDを購入していますが
これまですばらしいのは初めてです。
21曲中21曲全て良いです。
このCDとセットでドラマ編かDVDかビデオの
どれかを買うとまだ楽しみも広がります。
このCDで特に好きな曲は「海の見える街」
「身代わりジジ」「ルージュの伝言」などです。
買って損はないですね。
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ああいい音楽だ・・ |
小遣いを一生懸命ためてゲットした魔女のサントラ。めぐる季節の音楽など美しい曲ばかりで良いです。CD聞いているだけで映像が思い浮かびあがりました。しかしサントラといえどもやっぱりめぐる季節など、ヴォーカルも少しほしかったという気もします。ま、それはヴォーカルバージョンを買えばいいだけなのですが。
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サントラのすすめ |
映画を観ながら音楽と映像を同時に楽しむのもよいですが、久石譲の音楽はそれだけで、情景や人間の描写を思い浮かばせることのできる表現力をもっていると思います。映画を観た後なら、それがより具体的にわかるのではないでしょうか。逆に、まだ観ていない方にとってはそれぞれの音楽がどの描写で使われているのかを探す楽しみにもなるはず。
またサントラは、部屋の掃除など、別のことをやりながらその物語の雰囲気を味わえるというすばらしいものです。映画は観たからサントラは・・。ではなく気楽な気分で聞いたら良いかと思います。もちろん魔女の宅急便が好きな方にもお薦めの一枚。
好きな曲は、オソノさんのたのみ事・・・。