このページの情報は 2006年1月21日13時23分 時点のものです。 |
宮崎駿の雑想ノート3 「最貧前線」
最初は、現代から始まりそして、いきなり昭和20年の3月の太平洋上へとタイムスリップする。メインのイッセー尾形さんのゆっくりとした幹事の声は、戦争と漁船の乗組員という不釣合いな関係にマッチしている。その一方で、過酷な現実が同時に進行する、かつて、日本が戦争をし、それに漁船も犠牲になったという事実を、恥ずかしながら此れで初めて知った。これは、素晴らしい作品です!また、BGMが美しく、目をつぶっていると情景が浮んできます。
シリーズの中で最も面白かった。一人芝居で有名なイッセー尾形さんの熱演を聴くだけでも価値がある。漁船とアメリカ空軍との戦い。燃えます。是非、実写で映画化してほしい。そう思えた内容でした。 |
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