どつかれてアンダルシア
|
人気ランキング : 33,171位位
定価 : ¥ 5,040
販売元 : アミューズソフトエンタテインメント
発売日 : 2001-08-24 |
|
コメディというよりサイコサスペンス? |
二人の確執が
最初の方は小競り合い程度で笑える程度なんだけど
話が進むにつれ精神的にもかなりおかしくなって
だんだん行為がエスカレートして恐くて笑えなくなる
しかし、最初に二人の番組内での殺し合いの場面を持ってきて
エスカレートした先が殺し合いだと思わせておいて
実は違うところがなかなか憎かった
一番最後のオチもありがちだけど実によい
世界にはマイナーでも金がかかってなくてもよくできた映画がまだまだあると予感させる映画でした
あと、日本語吹替は
広川太一郎氏(Mr.Booのマイケルホイ等)と青野武氏(霊幻道士のラムチェンイン等)の絶妙コンビで
これもまた楽しい
|
大阪とスペイン |
漫才コンビを組む2人の男が舞台の裏では激しく憎み合い殺し合いにまでいたる様を描いたコメディ・・・。これは結構ハマってしまいました。ドツキ漫才がスペインにもあったのが嬉しい。なんか大阪とスペインが凄く近く感じました。
映画を観て感じたのは、テレビなどで最高のチームワークを誇ってる人たちは実生活では仲が悪いかも。相手に対しての妬みやギャラの問題。さらにはどちらの名前が先に呼ばれるかなど様々な問題を抱えてるはず。
劇中に2人がイガミあってお互いに嫌がらせを連発するのは面白い。この映画のいい所はそれだけで終わらず「なるほど〜」って思えるようなラストを演出してる所でしょう。狂気が行きついた時に2人は本当に理解しあえるんでしょうね。
これからちょっとスペイン映画にも力を入れようって思わせてくれた映画です。
|
いいよ。 |
気分がふさぎがちの時に見るといいですね。
漫才コンビのお話でかなりブラック。
オープニングとエンディングが小気味よくていい。
すっきりする映画!
おすすめ。
|
どつかれた顔がサイコー!! |
スペイン映画で、あるお笑いコンビがどん底から成功するまでのサクセスを描いた映画!!と思いきや!その過程でお互いがマジ殺したいほど憎みあっていき、最後には・・・って映画だよ!!
なんかのビデオで予告見てめっちゃ興味持っちまいました。そのシーンでは相方の顔をどつくんやけど、その顔がおもろいのなんのって!!スローモーションになって、顔がゆがんで!汗が飛び散って!(笑)その二人組みがどっちもブサイクで、それだけでおもろいかも。ジャンル的にはコメディやけど、ちょっとブラックジョークも入ってて、しかし、意外にストリーはしっかりしてるから侮れないっすよ!!ラストもけっこー好きな終わり方やったのでちょっとオススメでゴザル。時間のあるときに是非とも見てもらいたいっ!!!。
|
相方は電気羊の夢は見ない。(仮) |
カラフルで可愛いオープニングからは想像も付かない、
情熱的で殺伐とした、一瞬の油断も隙も許されない友愛と憎悪の物語。
自分自身を憎むよりも強く愛し、自分自身を愛するよりも深く憎みあう
二人の情けない男達。
割れ鍋に綴じ蓋的出会いをしてしまったが為に、狂気としか言えない
情熱的な憎悪と愛情を持って、二人は破滅にひた走ってしまった。
スペイン人の情熱というのは、マイナスに向かっても同じ強さで
発揮されるらしい。
内容はあまりにも殺伐としていて、一見無茶苦茶な物語だが、実は、
人間だったら大抵の人が胸の内に抱え込んでるだろう想いや、嫉妬
心をオーバーに書きつづり、なおかつ爽快感さえ覚えるほどの結末
で、そのコンプレックスを肯定してくれる。
「人間そんなもんとちゃう?」 と
スタンディングオベイションで熱狂的に支持すべきほどの見事な幕
引きまで、見ている方にも油断も隙も許してくれない。
お笑いが好きな方も、そうでない方も是非。