「風の谷のナウシカ」サウンドトラック はるかな地へ・・・
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人気ランキング : 13,105位位
定価 : ¥ 2,548
販売元 : 徳間ジャパンコミュニケーションズ
発売日 : 1993-07-21 |
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買ってよかった |
一曲目を聞いた時から、買ってよかった
と思うほどでした。
その曲事に映画ナウシカの場面、一つ
一つが浮かびあがってきます。
やさしい音色や不思議な音色、激しい音色
聞いていたらどんどん引き込まれていきました。
「ラン、ランララ・・」でおなじみのナウシカ・レイクレム
の声は、久石さんのお嬢様(当時4歳)だそうです。
とにかく、全部が全部すごいです。聞く価値は
絶対ありますよ。
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宮崎駿監督と久石譲さんによる初めてのコラボレーション |
宮崎駿監督と久石譲さんがはじめてコラボレーションした記念すべき第一作目「風の谷のナウシカ」のサウンドトラックです。
前後にあるシンセを加えたことで賛否両論のある「1. 風の谷のナウシカ〜オープニング〜」ですが、ナウシカという非常に大きな世界観を持つ作品のオープニングを飾るにふさわしい、雄大で荘厳な曲です。特に、久石さんご本人による力強いピアノと、美しく澄んだストリングが素晴らしく、お二人が組むことで生まれた数々の曲の中でも、代表曲に数えられる名曲ではないでしょうか?
全体として,シンセサイザーをいかにもシンセサイザーらしい音で利用しているのがこのアルバムの特色。当時としては最先端で斬新だった音色も、今となってはけっこう安っぽく聞こえたりするのは、ちょっと悲しいですが、それでも、当時無名に近かった久石さんが、その若さをぶつけた挑戦だと思えば、逆に新鮮にさえ思えるもの。パーカッションと民族楽器と思われる弦楽器を用いた「3. 風の谷」や、人の声を思わせる巧みな音源を使用した「8. 腐海にて」は、のちのNHKスペシャル「驚異の小宇宙・人体」サウンドトラックを思わせる佳作です。
いずれにしても、「12. ナウシカ・レクイエム」を経て「13. 鳥の人〜エンディング〜」へと続く、心の奥底まで響き渡りそうな繊細なメロディを聴けば、大きな満足感を得られる名盤でしょう。